睡眠と成長ホルモン
私たちの肌は、睡眠中に細胞分裂を行うことで再生します。私たちが眠っている間に体内では、この細胞分裂に欠かせない「成長ホルモン」と「メラトニン」というホルモン物質が分泌されます。特に成長ホルモンは体の代謝を促進する働きをし、古い細胞と新しい細胞を交換する役目を果たしています。成長ホルモンの血中濃度は、13〜17歳がピークと言われていて、20歳を越えて減少をはじめ、25〜30歳で急激に減少していきます。成長ホルモンが減少すると、まず肌のハリが衰えます。また、成長ホルモンは、内蔵脂肪を分解する働きも持つので、これが減少することで内蔵脂肪がつきやすい状態になります。30代になると体のラインが崩れ始めると言われるのは、この成長ホルモンの減少が原因とも考えられています。もう一つの物質メラトニンは細胞の老化を防ぎ、細菌やウィルスに対する免疫効果を高める働きをします。さらに抗酸化作用も併せ持っており、肌の酸化を防いでくれます。このホルモンがバランスよく分泌されることで、ターンオーバーのリズムが整い、美しい肌へと導かれていくのです。